2回目の方が手間がかかる?外壁・屋根塗装工事

2回目の方が料金が高い?外壁・屋根塗装

よく質問で、「前回と同じ外壁・屋根塗装をお願いしたのに、今回の方が高い。料金で選んだのに。どういうことですか?」あります。

また比較として見積もりをお願いされる場合もあります。

そういった場合には、その家々の状態やご事情を見てお話することもありますが、基本、特例を除き1回目よりも2回目の方が価格が高いです。

では、どうして2回目の方が高くなるのでしょうか。

2回目の塗装が1回目より高くなる理由

一番は、単純に建物自体が劣化していることから言えます。

塗装の周期は約10年と言われていますから、単純に計算しても新築から20年、1回目の塗装から10年たっています。

その間に建物自体が劣化して、塗装だけでなく劣化を直すことが必要な場合もあり、点検にも時間や労力がかかるということがあります。

こういったケースは少ない方が理想ですが、1回目の塗装がいいかげんなところに頼んでしまうと、どうしても点検や直しに時間がかかるために、どうしても時間や工事工程もかかります。

信頼のおける塗装業者に最初から頼むことをおすすめします。

2回目の屋根塗装・外壁塗装には手間がかかる?

1回目と2回目の塗装業者を変える人も少なくはないので、その場合、前回頼んだ塗装業者がどんな素材のものを使ったのかによって、下処理や使用する塗料が変わってきます。

たいがい、どの業者も似た塗料を使っていることが多いのですが、とにかく塗料の種類はいろいろあるので、それに合った工程を考えることになります。

同じ業者でリピーターという形であっても、建物の劣化があることから、点検や目荒しなどの修復、掃除などしっかりしてから、塗装に入ります。

建物の劣化がある分、そこに手間がかかります。

前回のペンキのデコボコをなくす、金属のサビを落とす、そして屋根の洗浄など細かい作業ばかりになりますが、その作業分、塗装がキレイに塗れるのです。

1回目よりも2回目の方が、この作業にどうしても時間がかかります。その分価格が高くなると言えるのです。

塗装業者の選び方は信頼のある業者を選ぶ

2回目の塗装とは関係ありませんが、塗装業者は手抜きがしやすい業種です。

そのために、安さで飛び乗るのではなく、信頼や対応などを見て、しっかりと業者を選びましょう。

一番のポイントは、塗装に説明をしっかりしてくれるところです。

塗装業者に全部お任せ、もありますが、お任せしたものにちゃんと理由付けして、手を抜かずに施工してくれる業者を見積もりの段階から選ぶことが大切です。