塗装工事と雨

これから6月になり、梅雨のシーズンに入ります。

雨が多くなるこの時期、外壁塗装は無理なのではないか…そう思う方も多いかと思います。

 

結論から言いますと、工事は十分可能です。

ただし他の時期とは違う注意も必要になります。

雨の時期の外壁塗装

外壁塗装は、一般的におおよそ下記基準内では作業が出来なくなります。

・気温5度以下
・湿度85%以上

6月の梅雨の時期ですと、気温の条件は整っていますが、雨により湿度が高くなることと、水分により乾燥がしにくいことで、作業が出来ない時が増えます。ですが、その条件に気をつけさえすれば、梅雨の時期でも十分に塗装工事は行えます。

ただ、やはり天候次第で工期が予定より延びてしまうことが多くあり、この時期に外壁塗装を注文する際は、余裕を持ったスケジュールが必要になります。

その点に留意すれば、他の季節と仕上がりに差が出ることなく、工事は可能ですが、塗装工事を頼む際は、作業を行うタイミングを見極めるのが得意な、熟練した職人のいる、地元の会社に頼むのが良いと言われています。

様々な事情で、6月に塗装工事を依頼される方でも、上記のことに注意して工事を行えば、通常の時期と変わらない仕上がりで塗装を行うことが可能になります。

 

スケジュールは余裕をもって

塗装工事を早く行って欲しい、とご希望の方もいらっしゃると思います。

足場が組まれ、視界が悪く、施工業者の人間も出入りする…ご近所の方との関係も気になる、そういう懸念があるので、工事はできるだけ早く終わって欲しい、というのはとてもよく分かります。

ただ、この雨の多い時期の場合、工期を無理に急いでしまうと、場合によっては乾燥が悪く、2~3年しか持たない外壁塗装の仕上がりになってしまう恐れがあります。

ですので、この時期はできるだけスケジュールに余裕をもって、工事に臨んで頂けたらありがたいです。

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